映像の世紀バタフライエフェクト

ドキュメンタリー/教養

映像の世紀バタフライエフェクト 吉田茂 占領下のワンマン宰相🈑🈞

終戦後、7年2か月首相を務めた吉田茂は、尊大で人を見下すような態度でワンマン宰相と呼ばれた。白洲次郎を従えてGHQと対峙し、国益を守り抜こうとした政治家の記録。

12月5日 木曜 23:50 -0:35 NHK総合1・奈良

1951年、サンフランシスコ講和会議で日本の独立を果たした首相・吉田茂。この時の演説原稿は30メートルに及んだ。当初英語で行う予定だった演説を急遽日本語に変更したからだ。演説を日本語で行うべきだと強く主張したのは白洲次郎。政治家でも官僚でもない民間人の白洲を吉田はGHQとの交渉役に抜擢、「従順ならざる唯一の日本人」と恐れられた。吉田の強烈な個性に引っぱられるように日本は敗戦から立ち上がっていった。