剣客商売 第2シリーズ

ドラマ

🈑<時代劇>剣客商売 第2シリーズ 第6話「三冬の縁談」

時代と逆行して剣で暮らしを立てる親子・秋山小兵衛と大治郎の、時に厳しくほほえましい関係を描く大人気時代劇!
今回は、第2シリーズをお届け!

12月5日 木曜 18:30 -19:25 BSフジ・181

老中・田沼意次(平幹二朗)の娘の三冬(大路恵美)は腕の立つ女剣士である。 縁談があっても、「私を負かせる殿御でなくては嫁には参りません」と言う。 それが意次の悩みの種だった。  その三冬に縁談が来た。 新しい相手は大和郡山藩士の大久保兵蔵(由地英樹)という小野派一刀流の達人の男だ。三冬は当然勝つ気でいたが、三冬に稽古をつけている大治郎(渡部篤郎)は、「勝てる相手ではない」と思った。
大治郎は三年前、京都で大久保と立ち会った事があった。 大治郎が同じ無外流の京都の三浦道場に滞在していた時のことだ。 大和郡山藩の京都屋敷にいた大久保が他流試合に押しかけてきたのだが、「参った」と言う相手に打ちかかって血を吐かせるなど、剣士として論外の振る舞いをした。 怒った大治郎が立会い、大久保の手首をしたたかに打った。
その後、恨みを持った大久保が雇ったと思われる怪しい男たちが、三浦道場の回りをうろつくようになり、大治郎は京都を去った。 確かに剣は強いが、人間的には欠陥だらけの男だ。  小兵衛(藤田まこと)は、大治郎が近頃不機嫌なのは三冬に惚れているためと思い、たしなめるが、話を聞いて「絶対その男を三冬の婿にしてはいけない」と一計を案じるのだった…。