新・座頭市I
ドラマ
🈑<時代劇名作選>新・座頭市Ⅰ 第28話「上州わらべ唄」182ch韓ドラ
名優・勝新太郎が、盲目の侠客で居合いの達人・座頭市を演じた大ヒット時代劇シリーズの第2弾!
今回のゲストには、高橋洋子が登場!
12月5日 木曜 8:55 -10:00 BSフジ・181
名優・勝新太郎が、盲目の侠客で居合いの達人・座頭市を演じた大ヒット時代劇シリーズの第2弾!
今回のゲストには、高橋洋子が登場!
上州のある村で、打ち続く凶作に減税を直訴して、庄屋儀兵衛(中村錦司)がはりつけになった。
あとには、おひさ(高橋洋子)をはじめ十二人の子供が残った。
子供といっても、おひさ以外は血を分けた実の子供ではない。
金太(鹿股裕司)、お千代(上谷恵美)、お菊(大重予資枝)など、孤児や、親があっても虐待されているかわいそうな子供たちを、義民の儀兵衛は拾って面倒を見ていたのである。
財産はこれまでの慈善事業に使い果たしていた。
亡き父の意志を継ぎ、おひさは渡し舟の船頭をしながら、若い娘の身空で子供たちの世話を続けた。
おひさのけなげな心がけが評判になり、渡し舟は日増しに繁盛した。
やくざ玉村の弥造(井上昭文)が渡し舟に目をつけた。
権利を渡せと無理難題。座頭市(勝新太郎)は、玉村一家をこてんぱんにやっつけた。
おひさと市の共同生活が始まった。
子供たちも市によくなついた。
ひとつのものをみんなで分け合って食べ、不自由ながらも、市には久しぶりに訪れた平穏の日々であった。
ただ、年かさの金太だけは、妙に市に反抗的だった。
金太は、生活苦から母・おかね(三笠敬子)が売春する不幸な現場を見てしまい、子供ながらも虚無的になっていた。
金太の理由なき反抗が少年時代の自分自身を見るような気がして、市は心が痛んだ。
玉村一家は、あの手この手で金太を一家に引き入れようとした。
そればかりではない。
一家の嫌がらせは日に日に募った。
いたいけな子供たちに、斬ったはったの修羅場を見せたくはなかった。
市は仕込杖を抜きたくなる衝動をじっとおさえた。
だが、市の忍耐も極限状態に達するときがきた。
好色な弥造が、おひさの美貌に目をつけたのである。
人非人の弥造は、年端もゆかないお菊をも暴行したのだ…。