こころの旅路〜熊野古道伊勢路を行く〜

ドキュメンタリー/教養

こころの旅路〜熊野古道伊勢路を行く〜#2🈑 「庶民の道・伊勢路と瀧原宮」

▽旅人・照英さんが清流宮川沿いを歩く▽丹精込めて造られた日本酒▽地元住民によって復活した渡し船▽伊勢路初日の宿

12月1日 日曜 20:55 -21:50 三重テレビ1

前回の旅路で伊勢神宮を出発し、熊野街道と伊勢参宮街道の分岐点…そして熊野参詣のスタート地点、玉城町・田丸に立ち寄った旅人・照英さん。今回は、熊野古道で最初の峠道・女鬼峠から伊勢神宮の別宮・瀧原宮を目指します。女鬼峠では、岩を掘り割って道を通した「切り通し」を作った先人たちの「筋肉の鼓動」に照英さんも感動!?
峠を越えた多気郡大台町では、清流・宮川の水と幻の酒米「伊勢錦」を使って丹精込めて造られた日本酒で旅の疲れを癒やします。 古の旅人たちの多くが、熊野古道伊勢路歩きの初日の宿として利用した「旅館岡島屋」。天保7年(1836年)創業で、現在のご主人で8代目。これまで宿を続けてこられたのは、色んな思いを背負って伊勢路を歩く旅人たちの“こころ”に触れてきたからなのだとか。
続いて訪れたのは、熊野古道を往く旅人や地元住民の重要な交通手段だった「三瀬の渡し」。江戸時代中期を最盛期に大正時代には衰退し、昭和30年に姿を消してしまった。しかし、2004年の熊野古道世界遺産登録20周年をきっかけに地元の人たちによって復活。宮川の風光明媚な景色を楽しむことができる人気のスポットになっている。照英さんも、船頭さんに案内していただき宮川を渡り、次なる目的地・瀧原宮へと向かいます。

  • 出演者

    照英(タレント) 三石学(熊野旅の文化企画代表) 奥村清司(多気の語り部会会長) 元坂彰太(元坂酒造 杜氏) 岡島條二(旅館岡島屋) 前納俊郎(三瀬の渡し保存会 会長) 【ナレーション】横山由依(俳優・タレント)