テレビ寺子屋
🈐テレビ寺子屋【関根家の子育て〜「愛してる」のバトン〜/関根勤・麻里】#2387
「関根家の子育て 〜「愛してる」のバトン〜」
関根勤・関根麻里
12月1日 日曜 5:30 -6:00 めんこいテレビ1
勤:麻里が結婚した時は、子育てを全うしたという気持ちで、Kくん(麻里さんの夫)に「僕のバトンは渡します」という感覚でした。その翌年に孫が誕生し、本当にかわいいですね。「目の中に入れても痛くない」ということわざがありますけれど、抱っこしながら「1ミリぐらいだったら(目に入れても)耐えられるな」と思うくらい愛しています。愛して育てた娘が大変な思いをして産んだ子かと思うと二重のかわいさがありますね。
麻里:娘たちもじいじが大好きです。あまりに甘いので、脳科学者で心理学者でもある先生に相談すると、「いろんな人の中で、お母さんは厳しい人で、その中に一人おじいちゃんはすごく甘くてなんでもいうことを聞いてくれる、こういう人もいるんだっていうサンプルがあっても、娘さんにとっては良いことですから」と言われたんです。一番「いいとこどり」でずるいんです。ただ、それも役割ですよね。ダメっていう人も必要なんです。
勤:麻里が4歳のころ、一緒に寝てしまい、目が覚めたときのことです。「ああ、この子も将来結婚してお母さんになったりするのかな」と考えると、「妻のお父さんも妻の寝顔を見て、こうやって愛してきたんだ。だから結婚式の時に、『あと、よろしくな』と僕の手を熱く握ってくれたんだ」とハッとしました。娘を持ってみて父親がいかに娘を愛してるかというのが分かり、「僕はお父さんからバトンをもらったんだ」と思ったのです。
子どもが一人ひとり違うように、親だって一人ひとり違うはず。だから子育ても十人十色。いろんな子育てがあるわけです。テレビ寺子屋は、母として家庭人として、戸惑い、解決の糸口を見つけたいときに「あっ、私もそう思っていた」と共感できる場。たくさんの人の意見に触れ、考え方を参考できる場でありたいと考えます。時代を意識した番組づくりを目指して、新しい世代に向けた、生きたメッセージを発信していきたいと思います。