ドキュメンタリー/教養
第二次世界大戦の潜水艦3「グロウラー:私に構わず潜航せよ」🈔
1943年2月、アメリカの潜水艦グロウラーは南太平洋で暗がりから突然現れた日本の特務艦と衝突。潜水艦の艦橋にいた乗組員たちは銃撃を受け、艦長が重傷を負ってしまう
11月28日 木曜 4:00 -5:00 ナショジオ
海中で隠密行動をとり、攻撃を仕掛ける潜水艦。第二次世界大戦中に行われたドイツ軍Uボートによる集団戦術の「群狼作戦」や潜水艦による長距離輸送作戦、太平洋で勝敗を分けた戦いなど、それぞれの任務を彼らはいかにして遂行したのか。専門家の分析と豊富な資料映像、証言に基づく再現映像を用い、第二次世界大戦における潜水艦の真実に迫る。
1943年2月、ハワード・ギルモア艦長率いるアメリカの潜水艦グロウラーは南太平洋で哨戒を行っていた。ある日の深夜、暗がりから突然現れた日本の特務艦「早埼」と衝突してしまう。早埼は機銃掃射を開始。グロウラーの艦橋にいたギルモアは銃撃で重傷を負い、艦内に戻れなくなってしまった。このままでは船体に無数の穴が開き、グロウラーは潜航不能になってしまう。ギルモアは覚悟を決めて、艦内の部下に命令した。「潜航せよ!」