ちょっといい姉妹

ドラマ

昭和ドラマ「ちょっといい姉妹」 第4話

東京・青山にある歯科医院が舞台。山岡久乃、京塚昌子、大空眞弓が演じる性格の違う異母姉妹3人の日常を描く。人の触れ合い、優しさ、女性の自立などを描いたホームドラマ

11月27日 水曜 4:00 -5:00 BS11イレブン

華子がお食事当番の朝のこと。一家が食堂に集まると、テーブルの上は空っぽ。歯が痛くてそれどころではないと逃げる華子と、三子は朝からひと悶着。 その朝、学校とは反対の方向に歩いていく一正を見掛けた古谷は、腑に落ちない思いで京歯科に出勤した。 孝司が一正を夕食に招いてくれた。年頃の順司は、孝司と一言も話さず黙々と食べていた。
一正は困るとともに、心の底で分かり合っているからなんだと、この父子が羨ましくなった。 そのころ、京家では古谷と村瀬が、一正が学校に行っていないらしいと、三子と悠子に打ち明けていた。帰ってきた一正を、悠子は問い詰めたが、真実は日本の授業についていけない一正だった。そして、自立しようと頑張る悠子に弱音を吐けなかったという一正に、華子も三子ももらい泣きした。
翌日から、古谷と順司の応援で、一正の猛勉強が始まった。一正は、村瀬の計らいで、フランス語系の学校の編入試験が受けられることになった…。 (1981年/全29話)