ドキュメンタリー/教養

比類なき大自然:アメリカ国立公園「バッドランズ国立公園」声:小林親弘🈔

風雨の浸食が生んだ荒野に象徴されるバッドランズ国立公園。ここは、アメリカを象徴する野生動物、バイソンやビッグホーン、プレーリードッグなどの理想の住みかだ。

11月26日 火曜 8:00 -9:00 ナショジオ

雄大な自然に恵まれたアメリカ。ユニークな景観と繊細な生態系を守るため、現在、60ヵ所以上の土地が国立公園に指定され、厳重な管理のもと、人と自然の懸け橋となっている。このシリーズではアメリカを象徴する5つの国立公園をピックアップ。グランド・キャニオン国立公園、ヨセミテ国立公園、ビッグ・ベンド国立公園、バッドランズ国立公園、ハワイ火山国立公園を訪れ、アメリカの多様な自然と魅力的な生き物たちを紹介する。
風雨の浸食が生んだ荒野に象徴されるバッドランズ国立公園。捕食動物の侵入を阻む険しい渓谷は、ビッグホーンの理想の住みかだ。渓谷の周りには豊かな草原が広がっている。そこではプレーリードッグがガーデニングに励み、バイソンが草を肥料に変え、フンコロガシが糞をリサイクルする。動物たちは、それぞれのやり方で生態系を支えているのだ。色とりどりの地層が織りなす7500万年の物語は、今も絶え間なく続いている。