ドキュメンタリー/教養

メーデー!番外編:惨劇の全貌 4「エンジン落下」🈔

飛行中にエンジン・トラブルで推力を失うことほど破滅的な状況はない。その結果、墜落する飛行機やビルに激突してしまう飛行機もある中、奇跡が起きる場合もあるのだ。

11月23日 土曜 5:00 -6:00 ナショジオ

航空機事故の悲劇に隠された真実と真相。『メーデー!』はそれらを明らかにしてきたが、実は事故は同じ、あるいは類似の要因が何度も繰り返されて起きている。そこでこの番外編ではそれらの諸要因の中から毎回1つを取り上げ、複数の事故を再検証していく。たとえば、飛行中の機体からのエンジン脱落やパイロットの組み合わせ人選ミスなどはこれまで何度も致命的な墜落や悲劇的な結果をともなう着陸に結びついてきたのである。
飛行中にエンジン・トラブルで推力を失うことほど破滅的な状況はない。だがそれでもまったく違う結果になることがある。アメリカン航空機はシカゴを離陸直後にエンジンが脱落し、墜落した。シアトルに向かうプロペラ旅客機はプロペラが外れて胴体を直撃。操縦困難になったが奇跡的に着陸できた。イスラエルのジャンボ貨物機はアムステルダム離陸後、まもなく右エンジンを喪失。空港に戻ろうとしたが手前の高層アパートに激突した。