ドラマ
昭和ドラマ「ちょっといい姉妹」 第2話
東京・青山にある歯科医院が舞台。山岡久乃、京塚昌子、大空眞弓が演じる性格の違う異母姉妹3人の日常を描く。人の触れ合い、優しさ、女性の自立などを描いたホームドラマ
11月22日 金曜 4:00 -5:00 BS11イレブン
朝早くから救急車のサイレンが近づいてきたと思ったら、京歯科の急患だった。口を血まみれにした老人をテキパキ治療したのは華子だった。悠子は、りりしい華子を尊敬のまなざしで見つめるばかり。
華子はふと、悠子に衛生士の資格を取らせてはと思い、提案した。悠子が自活の道を真剣に考えていることは、みんなよく承知していた。義兄の孝司も心配してくれて、所長をしている美容総合研究所に勤めてはと、誘ってくれた。
一方、悠子がパリから連れて帰った一正は、今日から小学6年生に転入学していたが、下校時間になっても帰ってこない。勉強にもついていけず、友達もなく、寂しいだろうと、悠子は気がかりだった。志郎が駄々をこねる一正を引きずりながら連れてきてくれた。
志郎は京歯科に植木鉢のリースをしている男だが、無口な変わり者だった。その志郎が笑顔で悠子と言葉を交わし、一正も慕うので、華子も三子もびっくり。
一正は志郎のトラックに乗って出掛けてしまった…。
(1981年/全29話)