肝っ玉かあさん
ドラマ
名作ドラマ「肝っ玉かあさん」 第28話≪全38話≫
舞台はそば屋「大正庵」。女手ひとつで店を切り盛りする、お人よしで情にもろいが頼りがいのある肝っ玉かあさんと、長男の嫁との暖かい人間関係を軸に描いている。
11月21日 木曜 15:55 -16:54 TSCテレビせとうち
五三子は、サラリーマンに逆戻りした一に、店は定年退職になるまで継がせないと宣言した。五三子には、どっちつかずの一の気持ちが気に入らなかったのだ。そんな五三子に、嫁の綾は、万が一の時は五三子の代わりになると申し出た。一方、きょうは市丸幼稚園の民三が、女優の忍と軽井沢に出かける日である。民三のために典子は、車を提供したのだが、不安がいっぱい。だが、忍は父の梅本先生に軽井沢行きをかわってもらった。
典子は安心したのだが、民三はがっかりだった。その頃、大正庵には、出前の途中で一が連れてきた迷い子がいた。九子の幼稚園の友だちで勉だった。実美がかけつけ、勉が父親一人の手で育てられている子だと知って、五三子は不満だった。その夜、問題児杖のことで、大正庵にはまた妙な事件が…。
そば屋「大正庵」では、早朝から五三子(京塚昌子)が一人ではりきっていた。というのも、長男・一(山口崇)が妻の綾(長山藍子)と娘の九子(細川美恵)とともに、店の二階に引っ越してくる日だからだ。九子は五三子にとって初孫、しかもかわいい盛りとあって、うれしくてしかたがないのだ。ところが、出版社に勤める綾の仕事の都合で、引っ越しは1週間延期になってしまう。
その上、一が九子を連れて綾の実家へ行ったと聞いて五三子はがっかり。心配した娘の三三子(沢田雅美)は大正庵に来るように一に電話するが…。