劇場/公演

歌舞伎◆大原女・国入奴 ▼坂東八十助(十世三津五郎)

翌年1月(2001年)に十代目坂東三津五郎襲名を控えた八十助の名前で踊る名残の舞台。(平成12年12月・歌舞伎座)
2000年 30分

11月20日 水曜 17:30 -18:00 衛星劇場

◆特選歌舞伎〜懐かしの名舞台〜◆ 大原女は京都の北郊大原の里から独特の姿で、薪(黒木)、四季の花、梯子などを頭に載せて町へ出た売り子です。その売り声、風姿は京都の風物詩でした。おかめの面をつけふっくらとした愛嬌たっぷりで鄙びた風情の『大原女』の着膨れた衣裳を脱いだあとは、一転して奴姿の『国入奴』。毛槍を振ってお国入りの大名行列の供先に立つ奴の勇み気分が、この曲の生命です。