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ボクサー ▼菅原文太、清水健太郎
◆菅原文太 没後10年◆
菅原文太が自ら企画を立て、寺山修司が初めて商業映画に挑んだ<寺山美学>の傑作。
1977年 95分
11月19日 火曜 9:15 -11:00 衛星劇場
「仁義なき戦い」「トラック野郎」などヒット作を飛ばした菅原文太が自ら企画を立て、演出は天井桟敷を主宰する異才寺山修司が初めて商業映画に挑んだ<寺山美学>の傑作。
熱気と興奮が渦巻くボクシングスタジアムに元東洋チャンピオンの隼譲次の姿があった。隼が天馬と出逢ったのは、隼の弟が事故死した工事現場だった。
クレーンの故障による不慮の事故で、操縦していたのが天馬だった。恋敵だった天馬の故意による事故だったという噂を耳にした隼は、真意を探るうちに天馬がチャンピオンを夢見て沖縄から上京し、ボクシングジムに通っていることを知る。その隼に対しトレーナーになってくれと懇願する天馬だった。