肝っ玉かあさん
ドラマ
名作ドラマ「肝っ玉かあさん」 第23話≪全38話≫
舞台はそば屋「大正庵」。女手ひとつで店を切り盛りする、お人よしで情にもろいが頼りがいのある肝っ玉かあさんと、長男の嫁との暖かい人間関係を軸に描いている。
11月14日 木曜 15:55 -16:54 TSCテレビせとうち
三三子や綾のものを無断で持ち出した犯人は杖だった。しかも杖は、あやまるどころか、借りたものを投げつける始末。五三子は、杖をひきとってもらうために、高松へ行くことになった。一方、八重は貴船の店に一平をたずねて、就職をたのんだ。保文が、止めようとしても、八重の決心はかわらない。やむなく圭司は、嫁の千津と交替で自分の店で働かせことにした。あわただしくも五三子が出発した後で、大正庵には大工がはいった。
一と綾が二階の改築をはじめたのである。五三子の同意を求めてあるというのだが…。
そば屋「大正庵」では、早朝から五三子(京塚昌子)が一人ではりきっていた。というのも、長男・一(山口崇)が妻の綾(長山藍子)と娘の九子(細川美恵)とともに、店の二階に引っ越してくる日だからだ。九子は五三子にとって初孫、しかもかわいい盛りとあって、うれしくてしかたがないのだ。ところが、出版社に勤める綾の仕事の都合で、引っ越しは1週間延期になってしまう。
その上、一が九子を連れて綾の実家へ行ったと聞いて五三子はがっかり。心配した娘の三三子(沢田雅美)は大正庵に来るように一に電話するが…。