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🈖🈑<BSフジサスペンス名作選>医療捜査官財前一二三 5

人気シリーズ第5弾。
医師免許を持った警察官・医療捜査官財前一二三(高島礼子)が温泉病院にまつわる謎を解明!

11月14日 木曜 14:59 -17:00 BSフジ・181

東京湾でブティック経営者・藤田亜美(比企理恵)の溺死体が上がった。 遺体の様子から川崎南署の六車(石倉三郎)と神奈川県警本部の五十嵐(西村雅彦)の見立ては殺人で一致するが、医師免許を持つ医療捜査官・財前一二三(高島礼子)は死斑から、亜美はどこかで殺された後に東京湾まで運ばれ、遺棄されたのではと推測。 自ら司法解剖を買って出る。
 解剖の結果、亜美の肺には海水ではなく温泉水がたまっており、その成分から温泉地も絞られた。 また捜査の結果、亜美は総資産数百億という北野ホールディングス会長、北野裕一郎(藤木孝)の長女ということがわかった。 その裕一郎の入院先ということから、野比温泉にある裕一郎が理事長を務めるキタノ温泉病院に一二三らは向かう。
院長兼理事の大倉かなえ(戸田恵子)の話から亡くなった亜美は資金繰りに関して頻繁に裕一郎のもとを訪ねていたことがわかる。 裕一郎の他の子供たち、長男の一尋(矢島健一)、次男の三晴(津田寛治)、次女の茜(猫背椿)も裕一郎が入院してからというものしきりに様子を見に来るようになったらしい。
亡くなる前の亜美の近況とアリバイ確認のために3人に会うと、裕一郎が亡くなった後の遺産を目当てにお互いがお互いをなじるという有様で、五十嵐と六車は遺産をめぐる相続争いから3人の中の誰かが亜美を殺したのでは?と疑う。
 一二三は、かなえから裕一郎が10年前、近隣に救急指定病院がなく、そのことで妻を亡くした経験からキタノ温泉病院を作ったことを聞かされ、また裕一郎が好意を寄せている女性として柿沢美登里(一柳みる)を紹介される。  その夜、危篤状態だった裕一郎が息を引き取る。病院に一二三が駆けつけると、夕方過ぎに美登里が路上で倒れて救急搬送されたのち、裕一郎の後を追うように2時間後に亡くなったことを知らされる。
 かなえにより裕一郎の子供たちが集められる。裕一郎は遺言を残していた。 弁護士でもあるかなえから遺言書の中身は財産の5分の4を美登里に、残りを子供たちで均等にというものだった…。