100分de名著
ドキュメンタリー/教養
100分de名著“百人一首”(2)古典文学への入り口🈖🈑
わずか31文字で一見シンプルにみえる和歌の中にはさまざまな技巧が凝らされている。「枕詞」「掛詞」「縁語」「歌枕」「見立て」…これらの技巧にこめられたものとは?
11月11日 月曜 22:25 -22:50 NHKEテレ1釧路
日本人でも理解にとまどう「百人一首」に駆使された技巧を外国人ならではの視点で易しく解きほぐすマクミランさん。限られた制限の中で、これらの技巧が限りない表現の可能性を開いていくという。もう一つの特徴は「はかなさ」。西欧の美的感受性が永遠性・無時間性を重視するのに対して、日本のそれは人生のはかなさ脆(もろ)さに美の本質を見出そうとする。第二回は「技巧」の意味と「はかなさ」をとらえる美意識に迫っていく。