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肝っ玉かあさん

ドラマ

名作ドラマ「肝っ玉かあさん」 第20話≪全38話≫

舞台はそば屋「大正庵」。女手ひとつで店を切り盛りする、お人よしで情にもろいが頼りがいのある肝っ玉かあさんと、長男の嫁との暖かい人間関係を軸に描いている。

11月11日 月曜 15:55 -16:54 TSCテレビせとうち

葉麻が、大正庵をやめて、一平が新しく開く店で働くことになった。五三子には、葉麻が息子の一と綾、そして孫の九子の幸せのために、大正庵を出て行こうとしているのがわかっているだけにつらかった。五三子は葉麻の幸せを祈って、素直に葉麻の優しい心をうけることにした。一方、綾も自分が葉麻を追い出したのではないかと悩んだ。そんな綾に弟の圭司は、妻として母として、やるべきことをしないから不安があるのだと説いた。
全力をあげて自分の家庭を守るべきだという圭司の言葉に、綾は目がさめる思いだった。その日、五三子には、またやっかいな問題がもちあがろうとしいていた。一緒に屋台をひいている六助に縁談が起こり、本子の様子がいつもと違うのである…。
そば屋「大正庵」では、早朝から五三子(京塚昌子)が一人ではりきっていた。というのも、長男・一(山口崇)が妻の綾(長山藍子)と娘の九子(細川美恵)とともに、店の二階に引っ越してくる日だからだ。九子は五三子にとって初孫、しかもかわいい盛りとあって、うれしくてしかたがないのだ。ところが、出版社に勤める綾の仕事の都合で、引っ越しは1週間延期になってしまう。
その上、一が九子を連れて綾の実家へ行ったと聞いて五三子はがっかり。心配した娘の三三子(沢田雅美)は大正庵に来るように一に電話するが…。