知っトク 医療のつぼ

ドキュメンタリー/教養

知っトク 医療のつぼ「身近な疾患 尿路結石症」

尿路結石症は、腎臓から尿道までの間に石ができる疾患。番組では、秋田市にある秋田泌尿器科クリニックの能登宏光院長が、尿路結石症の症状や原因、治療法を解説する。

11月10日 日曜 7:20 -7:30 ABS秋田放送1

知っトク 医療のつぼ「身近な疾患 尿路結石症」

尿路結石症は、腎臓から尿道までの間に石ができる疾患。石はほとんどの場合、腎臓でつくられ、石がある場所によって、腎結石、尿管結石、尿道結石などと呼ばれる。 石が腎臓の中にあって動かないうちは、ほとんどの場合、症状がないまま経過するが、腎臓の中で石が動いたり、石が腎臓から腎臓と膀胱(ぼうこう)をつなぐ尿管に入り込んだりすると、腰やわき腹、下腹部などが激しく痛む。
痛みは夜や早朝に起こることが多く、冷や汗や吐き気を伴うこともあるほど強いことがある。 尿路結石症の原因は、今のところ詳しく解明されていないが、体のつくりのほか、特定の食べ物や飲み物の摂りすぎなどが引き金になることがある。
尿路結石症と診断された場合、石が小さい場合は、水をたくさん飲んで上下に跳ねる運動をし、排尿時に石が出ることを促す保存的治療法という方法がとられることが多い。石が自然に出ない場合は人工的に石を砕いて排出させる治療法がとられる。 番組では、秋田市にある秋田泌尿器科クリニックの能登宏光院長が、尿路結石症の症状や原因、治療法を解説する。