鬼平犯科帳
ドラマ
時代劇・鬼平犯科帳 寒月六間堀🈞
池波正太郎原作大人気時代劇シリーズ。江戸後期、火付盗賊改方長官として悪人達から“鬼平”の名で恐れられた長谷川平蔵を中村吉右衛門が熱演。江戸の悪は鬼平が許さない!
11月8日 金曜 12:30 -13:30 テレビ愛知1
火付盗賊改め方長官の長谷川平蔵(中村吉右衛門)も四十歳を越え、時に人生に疲れを感じる。寒い冬のある日、本所のなじみのしゃも鍋屋五鉄で密偵の相模の彦十(江戸家猫八)やおまさ(梶芽衣子)、店の亭主の三次郎(藤巻潤)と昔語りをしているうちに、興が乗って酒を過ごして泊まった。翌朝、平蔵は仕事に戻る気がせずに、彦十を相手にそこらをぶらぶらと歩き、気ままな一日を過ごすことに決めた。
ところがその途中で、七十歳は越えた老武士が、用心棒に囲まれた町駕籠を襲おうとしているのを目撃した。市口瀬兵衛(中村又五郎)である。しかし、瀬兵衛は気おくれと疲労のために襲えず、かえって倒れてしまう。平蔵は瀬兵衛の世話を彦十に頼み、自分は駕籠を尾行した。乗っていたのは裕福な金貸しの山下藤四郎(潮哲也)である。瀬兵衛は息子の仇討ちのために家を出て二十年になる。そして今日、仇の藤四郎と出会ったのだった。