肝っ玉かあさん

ドラマ

名作ドラマ「肝っ玉かあさん」 第15話≪全38話≫

舞台はそば屋「大正庵」。女手ひとつで店を切り盛りする、お人よしで情にもろいが頼りがいのある肝っ玉かあさんと、長男の嫁との暖かい人間関係を軸に描いている。

11月4日 月曜 15:55 -16:49 TSCテレビせとうち

三三子が海水浴に出かけるというので、五三子はおにぎりなどを作って送り出した。ところが、一緒に行く予定だった友人の典子が、めあての民三が母の退院で行けなくなったので、自分もその手伝いをすると中止した。やむなく、三三子は公一と二人で千葉の海に出かけた。配達に行った健次から、典子が市丸幼稚園にいたと聞いて、五三子は心配になった。一に、変な心配をしないよういさめられたが、五三子の不安は消えなかった。
綾が伊豆の旅館がとれたといって帰ってきて、これで九子にも海が見せられると、五三子も一緒になって喜んでいるところへ、鴨川の病院から電話が入った。三三子が盲腸で入院したというのである…。
そば屋「大正庵」では、早朝から五三子(京塚昌子)が一人ではりきっていた。というのも、長男・一(山口崇)が妻の綾(長山藍子)と娘の九子(細川美恵)とともに、店の二階に引っ越してくる日だからだ。九子は五三子にとって初孫、しかもかわいい盛りとあって、うれしくてしかたがないのだ。ところが、出版社に勤める綾の仕事の都合で、引っ越しは1週間延期になってしまう。
その上、一が九子を連れて綾の実家へ行ったと聞いて五三子はがっかり。心配した娘の三三子(沢田雅美)は大正庵に来るように一に電話するが…。