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地獄の用心棒 ▼河津清三郎、三國連太郎
国際都市横浜を舞台に、重大な社会問題を投げている麻薬の密売及びその中毒弊害をドキュメントタッチで描く社会篇。
1955年 98分 モノクロ
11月4日 月曜 11:45 -13:30 衛星劇場
◆幻の蔵出し映画館◆
「横浜周辺に於ける麻薬密売の状況を調査せよ」この命令を受けた関東信越地区麻薬分室の麻薬取締官・北川は、抑え切れぬ緊張を胸に横浜市警本部のドアを開けた。単独麻窟に潜入し、麻薬の出所を突き止めようと言うのが横浜市警本部の作戦だが、北川がこの大任を買って出たのは、かつての戦友・植田が横浜の麻薬密売団の用心棒としてブラックリストに載っているからだった。
北川の胸には昔の友を悪の沼から救い出したいと言う欲望と、麻薬絶滅の社会正義の信念が燃えていた。