京都浪漫 悠久の物語

ドキュメンタリー/教養

🈑京都浪漫 悠久の物語【歌で巡る秋景色〜渡月橋・二尊院・東福寺・清閑寺】

今回は、名勝・嵐山の渡月橋や通天橋で有名な東福寺、清閑寺・二尊院など、歌に詠まれた古都ならではの紅葉の名所を、京都の四季を撮り続けた写真家とともに巡ります。

11月4日 月曜 20:00 -20:58 BS11イレブン

🈑京都浪漫 悠久の物語【歌で巡る秋景色〜渡月橋・二尊院・東福寺・清閑寺】

第110回「歌で巡る京の秋景色〜渡月橋・二尊院・東福寺・清閑寺〜」 今回は、京都在住の写真家・橋本健次さんと古の歌人たちが歌に詠んだ紅葉の名所をめぐる。
最初に訪れるのは、京都屈指の紅葉スポットである嵐山の渡月橋。上流の大堰川は、古くから貴族や皇族が船遊びを楽しんだ場所として知られており、その時に詠まれた紅葉の歌が数多く残されている。風雅な船遊びがきっかけで生まれた言葉、「三船の才」とは?続いて訪れるのは、小倉百人一首ゆかりの地として知られる二尊院。
境内には見事な紅葉が点在し、特に「紅葉の馬場」と呼ばれる100メートル近い紅葉の参道が美しく、人気の撮影スポットとなっている。次に訪れるのは、春より秋を選んだ寺と言われる東福寺。通天橋から見下ろす紅葉の美しさは、全国的にも有名で毎年多くの観光客で賑わう。
最後に訪ねるのは、東山区にある高倉天皇の側室・小督局が晩年を過ごした清閑寺。平家物語の中にも描かれた高倉天皇と小督局の悲恋は、多くの人の同情をそそり謡曲「小督」にもなった。紅葉が好きだったと伝わる小督を供養するため、境内一帯には紅葉が植えられ今では人気スポットとなっている。歌に残された歴史や風景に思いを馳せ、秋の京都を案内する。
千年の都・京都。そこには国宝や重要文化財、祭りなどの歳時、伝統工芸など、寺社仏閣を中心とした歴史と、生活の中に溶け込んだ永遠の遺産が受け継がれています。 さらに京都には、四季折々に自然が織りなす美しさや、思いがけない発見もあります。 悠久の歴史ロマンを紐解きながら、京都の魅力を再発見します。

  • 出演者

    【語り】島本須美 【ナレーター】鹿瀬ハジメ 【監修】鳥居本幸代(京都ノートルダム女子大学 名誉教授) 【ゲスト】橋本健次(写真家)

  • 制作

    【製作著作】KBS京都/BS11

  • おしらせ

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