アメリカ史:世界史の中で考える

趣味/教育

アメリカ史:世界史の中で考える 第5回

「新興国家の進路(1789年〜1820年代)」

10月30日 水曜 22:30 -23:15 放送大学テレビ

合衆国憲法の各邦批准は難航したものの、1789年、ジョージ・ワシントンが初代大統領に選出されようやく合衆国憲法体制が発足した。しかし、新生アメリカは巨額の戦時負債を抱える一方で、イギリス帝国の商業網から締め出されたために、前途は多難であった。建国期にはハミルトンの財政政策をめぐって党派的対立が先鋭化し、フランス革命勃発や仏領サンドマングでの奴隷反乱がアメリカの政治文化に深い影を落とした。
本講義では独立直後の脆弱なアメリカの共和国連合がどのように政治的、経済的課題に対応したのかを、当時の国際関係の中に位置づけて考察する。

  • キーワード

    ロイヤリスト、広東貿易、ジェイ条約、第一次政党制、1800年の革命、ハイチ革命、ルイジアナ購入、ルイスとクラークの探検、1812年戦争

  • 出演者

    同志社大学教授 肥後本 芳男