ドキュメンタリー/教養

●潜入!クリミナル・リポート●密着!空港警察:南アメリカ「逮捕と裏切り」🈔

逮捕されて、親しい人の裏の顔を知る人たち。恋人や友人の土産品を自分のスーツケースに入れたせいで運び屋にされた人、義理の息子や仕事の取引先にだまされた人もいる。

10月29日 火曜 20:00 -21:00 ナショジオ

ペルーのリマにあるホルヘ・チャベス国際空港、コロンビアのボゴタにあるエル・ドラド国際空港は、南アメリカで格別に忙しい空港だ。連邦警察は違法行為を阻止するため1日24時間、週7日、休まず活動している。主な脅威はコカインの密輸。乗客はコカインを体の表面のみならず、体内に忍ばせたり、食料品や飲料品に隠したりする。若者や高齢者、頻繁に飛行機を利用する客、子連れの親まで、様々な背景を持つ運び屋の逮捕劇に迫る。
逮捕されて、親しい人の裏の顔を知る人たちがいる。ある女性は恋人と初めて海外旅行に来た。ところが、彼が買った飲料ボトルをスーツケースに入れてあげたせいで運び屋にされてしまう。そのボトルには液体コカインが含まれていたのだ。義理の息子にだまされた男性、仕事を引き受けたはずが、ついでにスーツケースを届けるよう頼まれたアメリカ人女性、建設現場の仕事を請け負ううちにコカインが隠された荷物を運ばされた人もいた。