肝っ玉かあさん

ドラマ

名作ドラマ「肝っ玉かあさん」 第8話

舞台はそば屋「大正庵」。女手ひとつで店を切り盛りする、お人よしで情にもろいが頼りがいのある肝っ玉かあさんと、長男の嫁との暖かい人間関係を軸に描いている。

10月24日 木曜 15:55 -16:54 TSCテレビせとうち

三三子の見合いの日がきた。五三子が徹夜で縫った着物もでき上がった。友人の典子がきて、美容師ばりの器用さで三三子に化粧をほどこし、いざ着物を着る段になった。ところが、五三子がうっかり忘れて長じゅばんがない。五三子のでは大きすぎるし、綾も夏物は持ってないという。やむなく三三子は洋服で出かけることにしたのだが、五三子は夜なべまでして縫った着物が役立たずになってしまい、ちょっぴりかなしかった。
三三子にあわせて、五三子も木綿の洋服を着て、一と一緒にホテルに出かけた。だが、約束の時間になっても紹介役である八重が姿を見せない。普段着同然の格好できたのが気になり、その上、八重が遅れているので五三子はすっかり落着きを失ってしまった。
そば屋「大正庵」では、早朝から五三子(京塚昌子)が一人ではりきっていた。というのも、長男・一(山口崇)が妻の綾(長山藍子)と娘の九子(細川美恵)とともに、店の二階に引っ越してくる日だからだ。九子は五三子にとって初孫、しかもかわいい盛りとあって、うれしくてしかたがないのだ。ところが、出版社に勤める綾の仕事の都合で、引っ越しは1週間延期になってしまう。
その上、一が九子を連れて綾の実家へ行ったと聞いて五三子はがっかり。心配した娘の三三子(沢田雅美)は大正庵に来るように一に電話するが…。