肝っ玉かあさん

ドラマ

名作ドラマ「肝っ玉かあさん」 第7話

舞台はそば屋「大正庵」。女手ひとつで店を切り盛りする、お人よしで情にもろいが頼りがいのある肝っ玉かあさんと、長男の嫁との暖かい人間関係を軸に描いている。

10月23日 水曜 15:55 -16:54 TSCテレビせとうち

九子の入園日がきた。五三子は朝から何となく落ち着かない。大正庵の人たちの心のこもった祝いの品で着飾って、九子は一と綾に連れられて幼稚園へ出かけていった。入れ違いに、圭司と千津の父一平がやってきた。三三子に縁談を持ってきたのだ。話を聞いて三三子は大喜び。五三子がたしなめるのも聞かず、あれこれ口をはさんで恥じらいなんてものは少しもない。
その上、自分で清田家へ電話して八重との見合いの日取りや衣裳まで決めてしまう始末。あまりの勝手さに五三子はつい一平の前で三三子のことをグチったのだが、一平にとってはそれがうらやましいと言う。一人娘の千津を嫁に出して、一平は意地をはっていてもやはりさびしかったのである…。
そば屋「大正庵」では、早朝から五三子(京塚昌子)が一人ではりきっていた。というのも、長男・一(山口崇)が妻の綾(長山藍子)と娘の九子(細川美恵)とともに、店の二階に引っ越してくる日だからだ。九子は五三子にとって初孫、しかもかわいい盛りとあって、うれしくてしかたがないのだ。ところが、出版社に勤める綾の仕事の都合で、引っ越しは1週間延期になってしまう。
その上、一が九子を連れて綾の実家へ行ったと聞いて五三子はがっかり。心配した娘の三三子(沢田雅美)は大正庵に来るように一に電話するが…。