ドキュメンタリー/教養

メーデー!17:航空機事故の真実と真相「キャセイパシフィック航空780便」🈔

南シナ海上空。インドネシア発、香港行きキャセイパシフィック航空780便の2基のエンジンが相次ぎ推力喪失。エアバスA−330は重量200トンのグライダーになった。

10月19日 土曜 17:00 -18:00 ナショジオ

航空機が墜落するたびに世界の注目が集まる。何が起きたのかを考えるのが仕事の専門家もまた注目する。メーデー!:航空機事故の真実と真相では、実際に起きた悲劇的な航空機事故の真相を明らかにしてきた。その第17シーズンとなる各エピソードも、目撃者の証言や詳細な再現ドラマ、最先端のコンピューター・グラフィックス、そして間違いは何だったのか突き止めた事故調査官のインタビューを駆使して航空機事故の真実に迫る。
2010年4月13日。南シナ海上空。インドネシア発、香港行きキャセイパシフィック航空780便の2基のエンジンが相次ぎ推力喪失。エアバスA-330は重量200トンのグライダーになった。緊急事態を宣言した機長は、壊滅的な洋上着水を回避し、何とか手動で操縦しながらスロットルを動かし1番エンジンの推力を回復することに成功した。ところが、着陸に備えて推力を絞ったはずのエンジンは、大出力で回転を続けていた。