東北ココから

ドキュメンタリー/教養

東北ココから 海の向こうのあの人へ 〜港町・気仙沼の祈り〜

港町・気仙沼にある言い伝え。それは「海の向こうにあの世がある」。亡き人を思い、迎え、送り出す…。海とともに生きてきた人たちの、代々変わらぬ「祈り」に触れる。

10月19日 土曜 10:30 -11:00 NHK総合1・盛岡

東北ココから 海の向こうのあの人へ 〜港町・気仙沼の祈り〜

お盆。気仙沼の人たちは、長年受け継がれてきた風習で亡き人への思いを寄せる。麻の茎に硫黄を塗った「ラッツォク」の火で海の向こうにいる先祖を迎え入れ、色とりどりの装飾を施した「盆棚」とともにひとときを過ごす。そして麦わらで編んだ「盆船」で再びあの世へと送り届ける。自分を育ててくれた祖父を思う老漁師。船の事故で亡くなった先祖に祈りを捧げる女性。風習を記録し続ける教師。港町の変わらぬ思いを見つめた。

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