ドラマ

母恋ひの記〜谷崎潤一郎「少将滋幹の母」より〜

谷崎潤一郎の名作「少将滋幹の母」を実写化。華麗なる平安王朝を舞台に、理不尽に引き裂かれてしまった母子が40年後に再会を果たすまでの軌跡を描く/2008年

10月15日 火曜 8:00 -9:30 チャンネル銀河

平安初期、50歳以上も年の離れた夫婦が実在した。23歳の美人妻・北の方(黒木瞳)と77歳の夫・国経(大滝秀治)に、突然、悲劇が訪れる。時の左大臣・時平(長塚京三)が、北の方を奪い去ってしまったのだ。母と引き裂かれた7歳の息子・滋幹(谷端奏人)は、母の面影が忘れられない。成人した滋幹(劇団ひとり)は、母への思いを断ち切ろうと、生死をかけた荒行にのめり込んでいく。