総理と呼ばないで

ドラマ

総理と呼ばないで #11「君たちを忘れない」🈡

鬼才・三谷幸喜が、一国の行く末、国民の幸せのキーパーソン、内閣総理大臣を主人公に書き下ろした、笑いと感動いっぱいのストーリー。

10月9日 水曜 17:30 -18:25 テレビ愛知1

総理(田村正和)の退陣会見は、新総理(唐沢寿明)の就任会見と重なったこともあり、ローカルテレビ局のカメラ一台と総辞職に追い込んだタブロイド紙記者(灰崎武浩)しか集まらなかった。それではと首席秘書官(西村雅彦)、夫人(鈴木保奈美)お嬢さん(佐藤藍子)、青年(筒井道隆)ほか、メイド(鶴田真由)や官邸スタッフたちも会見室に出向き総理の最後の言葉を見守る。
「無能な男は政権を維持できない。今回、政治は正しく機能した」と演説し終えた総理の心中は―――。官邸、公邸で慌しく引っ越しが始まる。相変わらずドタバタの引っ越し作業。その最中、お嬢さんは夫人の後押しもあり、こちらでひとり暮らしすることを総理に承諾させた。事務副長官(仲本工事)ら事務方スタッフは新総理のための仕事を始めた。
自分が一番総理のことを理解していたはずなのに、総理がシナリオ通り証人喚問で証言せず、その決断も伝えてくれなかったことで首席秘書官は落ち込んでいた。 その気持ちを十分に知る総理は、首席秘書官を労う。