ドキュメンタリー/教養

失われたテープが暴く!ヒトラーと第三帝国の興亡「夢遊病者」🈔

第一次世界大戦では敗戦を喫したが、ポーランド侵攻・フランス陥落を果たし、権力が頂点に達したヒトラーは数千万のヨーロッパ系ユダヤ人の命を脅かす大量虐殺に乗り出す。

10月9日 水曜 21:00 -22:00 ナショジオ

1970年代 歴史家ジョン・トーランドはアドルフ・ヒトラーの友人や関係者にインタビューを敢行。しかしその記録テープはつい最近まで議会図書館でホコリをかぶっていた。貴重な音声記録と共にヒトラーの生涯と時代を検証し、彼の出世から独裁政治、残虐行動、そして破滅までの全ての流れをたどる。友人らの目に史上最も非道な独裁者はどう映っていたのだろうか。トーランドのインタビューによってつまびらかになる。
第一次世界大戦に負けたヒトラーは次なる戦争のチャンスをうかがいポーランドに目をつける。そこでソ連からの干渉を避けるため不可侵条約を結んだことでヨーロッパ中に緊張が走る。ドイツ軍将校らからは無謀だと目されていたフランス陥落を果たし、軍指揮官としてさらに恐れられるようになる。権力が頂点に達したヒトラーはソ連をも手に入れるべく、数千万のヨーロッパ系ユダヤ人の命を脅かす大量虐殺・征服戦争に乗り出す。