ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅

ドキュメンタリー/教養

ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅▽漁師が守るワカメの森 福井県 越前町🈑

三方を断崖に囲まれた福井県越前町の左右(そう)地区。春から夏、浜の前の磯でワカメ漁が行われる。ワカメを絶やさぬ伝統の漁法のおかげで多くの魚や貝も住んでいる。

10月6日 日曜 13:35 -13:45 NHK総合1・盛岡

越前岬左右(そう)地区は、三方を断崖に囲まれた入り江の集落。春から夏にかけて浜のすぐ前の磯ではワカメ漁が行われる。晴れた日は毎日、漁が行われ浜は干しワカメで覆われる。それでもワカメが絶えないのは、人々がワカメの根を残して刈るからだ。海の中では毎年再生されるワカメが森を作り、そこには多くの魚や貝が生息する。そして冬、ワカメの季節が終わると、集落裏の断崖には漁師たちの冬の糧となるスイセンが咲き誇る。