地球タクシー　5min．ドライブ　2020「パリを走る　家族のへそ」

タクシーは不思議な場所だ。ドライバーとは束の間のひと時を共にする。車窓からの風景と何気ない会話が織りなす想像力のドライブ、スピンオフ5分版「家族のへそ」。

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小粋なネクタイが似合うカッサさん（当時７２歳）とパリを巡る。花の都の街並みを堪能する洒脱なドライブ、ある広場を通りかかった時に空気が一変する。かつてこの街を覆った「鉛のような空気」。そして日常を取り戻した今のパリ。長年この街を見てきたカッサさんが思う「失われたもの」とは？大都市で生きるからこそ大切にしたい“豊かさ”とは何か、老パリジャンが静かに問いかける。