遠山の金さん/水戸黄門 第18部

ドラマ

ドラマコレクション「遠山の金さん(杉良太郎)」「水戸黄門」

遠山の金さん#89「呼びとめた女」
水戸黄門 第十八部#6
「めざす敵は領主様・佐野」

10月3日 木曜 15:04 -16:54 テレビ大阪1

人呼んで江戸っ子金さん。遊び人風のブラブラで町人と親しく接する侠気肌。 誰からも愛される人懐っこい人柄だが、実はその名も高い北町奉行遠山左衛門尉の隠れた姿であった。
佐野の城下に入った黄門さま(西村晃)、宿の座敷の床の間に飾られている花瓶を見て不審に思った。佐野は鋳物の町。源造(小林昭二)という名工がとりしきっているはず。だが飾られているのは源造の刻印がありながら、まるでどうにもならぬ粗悪品なのだ。一方、別行動の助さん(あおい輝彦)と弥七(中谷一郎)は、微行中の藩主・堀田正髙(森次晃嗣)を襲った男を現場から連れ出し、家へ送った。この男が源造。
娘のお光(南條玲子)は、息子・佐吉(伊庭剛)を、無礼討ちされて以来仕事もやめて考え込んでいる父親の身を案じていた。ちょうど源造の仕事場を見に来た黄門さまが来合わせ、首をひねった。藩主・正髙は、微行好きが欠点だが、名君の誉れ髙く、人を殺すような人物ではない。黄門さまは、飛猿(野村将希)に親書を持たせて城中に忍ばせ、ひそかに正髙を呼び出した。一方では源造に、敵討ちをさせてやると約した。