ドキュメンタリー/教養

メーデー!15:航空機事故の真実と真相「タイ国際航空311便」🈔

カトマンズに向かったタイ国際航空311便がヒマラヤを越える際、高度3300メートル付近の山の岩肌に激突した。墜落現場は旅客機が近寄ってはならない山岳地帯だった。

9月27日 金曜 0:00 -1:00 ナショジオ

航空機が墜落するたびに世界の注目が集まる。何が起きたのかを考えるのが仕事の専門家もまた注目する。メーデー!:航空機事故の真実と真相では、実際に起きた悲劇的な航空機事故の真相を明らかにしてきた。その第15シーズンとなる各エピソードも、目撃者の証言や詳細な再現ドラマ、最先端のコンピューター・グラフィックス、そして間違いは何だったのか突き止めた事故調査官のインタビューを駆使して航空機事故の真実に迫る。
1992年7月31日。カトマンズに向かったタイ国際航空311便がヒマラヤを越える際、高度3300メートル付近の山の岩肌に激突した。墜落地点を特定する航空管制レーダーもなく、困難な捜索の末に機体の残骸はカトマンズの北の山岳地帯で発見される。墜落現場は同機の飛行計画書にはまったく関係ない場所な上に、旅客機が近寄ってはならない危険な山岳地帯だった。311便はなぜそんな場所に迷い込んでしまったのだろうか。