🈙🅍聖地には蜘蛛が巣を張る

カンヌ国際映画祭女優賞に輝いた社会派クライムサスペンス。聖地で起きた娼婦連続殺人事件の真相に女性ジャーナリストが迫る。

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『ボーダー　二つの世界』で世界の注目を集めた鬼才アリ・アッバシ監督が、イラン在住時に起きた娼婦連続殺人事件を基に描いた衝撃の社会派クライムサスペンス。事件を追う女性ジャーナリストの目を通して、女性に対する差別意識が広くはびこるイラン社会の闇を浮き彫りにする。息詰まる物語の中で女性ジャーナリストを演じ、迫真の演技を披露したザーラ・アミール・エブラヒミは第７５回カンヌ国際映画祭で女優賞に輝いた。

• 監督／出演

  監督：アリ・アッバシ 出演：メフディ・バジェスタニ／ザーラ・アミール・エブラヒミ／アラシュ・アシュティアーニ／フォルザン・ジャムシドネジャド／メスバ・タレブ

• ストーリー

  イランの聖地マシュハドで、娼婦ばかりを狙った連続殺人事件が発生。「街を浄化する」という犯行声明と共に凶行を繰り返す殺人鬼“スパイダー・キラー”が、街を震撼させていた。その一方で、犯人を英雄視する市民も一部に存在していた。事件を覆い隠そうとする不穏な圧力の下、危険を顧みず、果敢に事件を追う女性ジャーナリストのラヒミ。そしてある夜、彼女は、家族と暮らす平凡な一人の男の心の奥に潜む狂気を目撃する…。

• 製作年など

  聖地には蜘蛛が巣を張る 製作：2022年 デンマーク＝独 本編時間：130分