ドラマ

火の女神 ジョンイ#45🈔

第45話

9月26日 木曜 16:13 -17:10 テレビ長崎1

すぐに漢陽に攻め込んで来ると聞いた宣祖は、王宮と民を捨てて真っ先に避難してしまう。また、都を離れる前に世継ぎを決めるようせかされ、光海君を世子に定める。世子となった光海君は、護衛にジョンを迎えに行かせるが、「皆と分院に残る」という伝言だけを受け取る。片やガンチョンは戦で都中が混乱する中、ケンゾウの元へ行き、倭国に行けるよう手配してほしいと頼む。
ガンチョンの裏切りによって分院は倭軍に支配され、ジョンは光海君に会うために分院を抜け出そうとするが、ガンチョンに見つかり捕らえられてしまう。
16世紀後半、朝鮮第14代王・宣祖の時代。沙器匠(サギジャン)のイ・ガンチョンとユ・ウルダムは王命を受け、陶磁器製造所・分院(プノン)の最高官職・郎庁(ナンチョン)の座をめぐって勝負をする。宣祖は2人が作った茶器を気に入るが、仁嬪(インビン)キム氏とガンチョンの計略に陥ったウルダムは、無実の罪で分院から追放される。
同じ頃、沙器匠の助役ヨノクは分院の窯の中で女児を出産。師匠のウルダムに娘を託し、この世を去ってしまう。ウルダムにジョンと名づけられた赤ん坊は、やがて陶芸よりも狩りや弓に夢中のおてんばな少女に成長する。ある日、ジョンは山の中で光海君と運命的な出会いを果たし、今まで感じたことのない胸の高鳴りをおぼえるのだった。そんな中、ウルダムは分院に戻る機会を得るが、ガンチョンが送り込んだ刺客に暗殺されてしまう。
突然父を亡くして傷ついたジョンは、ウルダムを侮辱するガンチョンの言葉を偶然耳にし、沙器匠となって父の無念を晴らそうと決意する。それから5年後――。朝鮮一の沙器匠となるため、男装してテピョンと名を変えたジョンは、ひょんなことから光海君と再びめぐり合うが…。