ドラマ

総理と呼ばないで#4「ヘルメットの首相」

鬼才・三谷幸喜が、一国の行く末、国民の幸せのキーパーソン、内閣総理大臣を主人公に書き下ろした、笑いと感動いっぱいのストーリー。

9月26日 木曜 17:30 -18:25 テレビ愛知1

夫人(鈴木保奈美)は間男(風間杜夫)と深夜のデート。お嬢さん(佐藤藍子)は劇団の稽古で、公邸に帰っていない。そんな深夜のある日、隕石が落ちた。被害が広がっているらしい。危機管理対応メンバーが官房長官(筒井道隆)の決断?で招集された。集まったのは、副総理(藤村俊二)、事務副長官(仲本工事)、政務副長官(田山涼成)らいつものメンバー。
夫人を尾行していた首席秘書官(西村雅彦)も危機管理メンバーに加わった。「うちに落ちなくてよかった」。呑気な総理(田村正和)に首席秘書官が「早速現場へ」と進言するが、総理は「行きたくない」と言い出す。副総理が警視庁から受けた連絡では、隕石は全長一、二㌔。ヘリが準備され、説得されて総理も「パッと行って、パッと帰ろう」と現場に出向く気になる。深夜帰宅したお嬢さん。メイド(鶴田真由)らの機転も失敗。
総理に見つかったお嬢さんは、女優になると固い意思を総理に告げる。総理はカッ!午前五時、テレビに映し出された隕石は小石。やる気をそがれた総理は当たり散らす。夜が明け、官邸スタッフは目をはらし、予定のスケジュールに臨むのだった。