ドラマ

総理と呼ばないで#2「陰気なパーティー」

鬼才・三谷幸喜が、一国の行く末、国民の幸せのキーパーソン、内閣総理大臣を主人公に書き下ろした、笑いと感動いっぱいのストーリー。

9月24日 火曜 17:30 -18:25 テレビ愛知1

青年(筒井道隆)を、官房長官に起用した総理(田村正和)は、朝刊の好評価?に機嫌が良い。しかし、お嬢さん(佐藤藍子)や夫人(鈴木保奈美)は冷ややか。総理のこの日の予定はスペイン大使との会談や「総理と語ろう〜芸術文化に貢献された人々の集い〜」、特別委員会など。総理主催の集いではブラジルバンドに加わりマラカスをやると言い出した総理は、急きょマラカスの練習を始める。
青年は、江戸時代の目安箱にならったFAX目安箱や、総理のキャラクターによる政治PRをなどを発案し、官房長官の職務についても勉強を始め、やる気満々。総理主催の集いに夫人が出ないと言い出す一方、低い支持率のせいで、集いの欠席者が相次ぐ。首席秘書官(西村雅彦)は、夫人を取り成し、急ぎ芸能人を集め、集いの開催にこぎつけるが、その最中「支持率低下」の連絡。
憤然とする総理の態度に青年も不審な目を向けるようになる。集いをどうにか乗り切った総理は、メイド(鶴田真由)の不手際で、国会議員の命、議員バッジが土産用の偽物と知りつつ、特別委員会が開かれる国会へ向かった。その胸中は―――。