ドキュメンタリー/教養

さわやか自然百景 北海道 襟裳岬の岩礁🈑

北海道の南に突き出た襟裳岬にはゼニガタアザラシが定住している。大潮の日、メスの多くが出産を迎えると、その胎盤を狙い鳥たちが集まる。襟裳岬で命の営みを見つめる。

9月23日 月曜 4:00 -4:15 NHK総合1・岐阜

北海道の南側に突き出た襟裳岬では、年中強い海風が吹き、海流が岬の岩礁へとぶつかる。潮は豊かな魚介類をもたらしシノリガモやカモメを育む。5月の大潮の日、岬に定住しているゼニガタアザラシは、メスの多くが出産を迎える。出産後の胎盤を狙い集まるのは鳥たち。アザラシの赤ちゃんは生まれてすぐに泳ぎ、岩に上がって母乳をせがむ。アザラシの出産をきっかけに一気ににぎやかさを増す襟裳岬で、命の営みを見つめる。