ドキュメンタリー/教養

世界遺産「皇妃エリザベートが愛した白馬の牧場」🈖🈑🈓

ハプスブルク家が作った儀式用の馬車を引く白馬を繁殖させるためのチェコの牧場。450年続く育成方法の秘密に迫る。力強く気品に満ちる馬の姿は必見。

9月22日 日曜 18:00 -18:30 SBS1

世界遺産「皇妃エリザベートが愛した白馬の牧場」🈖🈑🈓

中央ヨーロッパ・チェコ。クラドルビ・ナド・ラベム国営牧場は、とても風変わりな世界遺産だ。450年もの間、白馬のクラドルバー種を繁殖し、訓練し続けてきた。もともとはハプズブルク帝国の儀式用馬車のための白馬。一年に40頭ほどしか生まれない希少種だが、帝国が滅びてもなお、デンマーク王室の式典などに使用されている。撮影したのは夏と冬の2回。格式ある牧場を美しい白馬が駆ける様子は必見だ。
ディレクター:田口 亮/驚いたのは、生まれたての仔馬は白くないこと。仔馬はとても可愛く、大人の馬は筋骨隆々として美しい。馬という動物が、欧州文化に深く関わっている理由が分かったような気がします。
次回は9月29日(日)放送。去年登録されたばかりのタイの世界遺産。謎の王国に栄えた古代都市シーテープの秘密を探る。仏教、ヒンドゥー教が融合し発展してきた独自の文化は見所の一つ。