ドラマ

総理と呼ばないで#3「カニを食う男」

鬼才・三谷幸喜が、一国の行く末、国民の幸せのキーパーソン、内閣総理大臣を主人公に書き下ろした、笑いと感動いっぱいのストーリー。

9月25日 水曜 17:30 -18:25 テレビ愛知1

総理(田村正和)は、「グリーンピースが嫌い」と発言したことで、生産者から突き上げられ窮地に立たされていた。青年(筒井道隆)は「謝ってしまえば」と考えるが、首席秘書官(西村雅彦)は、弱みをみせることは禍根を残すと、反対の構え。欧州の一国ドレスカデンから、総理に蟹が送られて来た。友好親善のためのプレゼントと“誤解”した総理は、メイド(鶴田真由)らに命じ、ゆでて食べてしまう。
イメージアップを狙いテレビインタビューが行われ、割烹着姿で総理夫人(鈴木保奈美)が登場、自分で作ったわけでもないのに料理をひけらかす姿に、ムッとする総理。夫人も総理が見ていない映画の話題を持ち出し、総理に恥をかかせる。
ところで、ドレスカデンでは蟹は神聖な生き物で食べる習慣はなかった。そのドレスカデン日本大使が、総理に送った蟹を一匹返して欲しいと言ってくる。国際問題になるとうろたえる総理ら。青年はこの難局をどう乗り越えるのか。