ドキュメンタリー/教養

FNSドキュメンタリー大賞・罪の壁〜危険運転致死傷罪の23年

飲酒運転や異常な速度。危険運転と判断されず苦しむ被害者遺族たち。法の専門家の見解は…不可解な罪の壁に迫る。

9月25日 水曜 1:45 -2:40 NST1

危険運転致死傷罪は、1999年に東名高速で発生した追突死傷事故がきっかけで制定された法律。2年にわたる被害者遺族の署名活動が実り、2001年に悲願ともいえる制定となった。ところが、一般感覚では「危険」と思われる速度や飲酒運転で人を殺めても、危険運転致死傷罪が適用されないケースが全国で相次ぎ遺族を苦しめている。4年前、福井市内で発生した事故の検証から、法の運用の不可解な現状に迫る。