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ドキュメンタリー/教養

鉄道伝説 第110回「沖縄都市モノレール ゆいレール〜沖縄に鉄道を走らせろ〜」

今までの鉄道番組には無かった鉄道百数十年の歴史、ドラマを描く。今回は「沖縄都市モノレール ゆいレール」の伝説に迫る。

9月17日 火曜 0:30 -1:00 BSフジ・181

戦後の沖縄において、唯一の鉄軌道である沖縄都市モノレール。愛称はゆいレール。都市化の進展とともに悪化が著しかった那覇市内の交通渋滞緩和の切り札として、平成15(2003)年8 月に開業。那覇空港から那覇市内を通って、てだこ浦西駅まで、17.0km を跨座式のモノレールが結んでいる。  定時・定速で走る公共交通の登場は、移動手段を自動車やバスにのみ依存していた沖縄社会に大きな変化をもたらした。
さらに地上高くを走行するゆいレールは車窓からの眺めも美しく、今では那覇市の観光コンテンツの一つとして定着。平成29(2017)年には乗客数2 億人を達成した。  このゆいレールの実現には、ある一人の人物の行動が原点となっていた。戦後の米軍統治下で、未来の沖縄の発展を祈っていたその男は、沖縄には必ず新しい鉄道交通が必要となると信じ、
私財を投じて沖縄モノレールの実現に向けて動き続けた型破りなアイディアマンだった。 ※初回放送:2023年4月