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情報/ワイドショー
みんなでSDGs #24
番組ナビゲーターの皆藤愛子がSDGsに関わる取り組みを、月毎にテーマをかえて、わかりやすくお伝えします。また、すぐにできそうなSDGsについてのアクションもご提案!
9月12日 木曜 22:55 -23:00 BSフジ・181
近年注目されている新しい防災の考え方、「フェーズフリー」というものがある。能登半島沖地震の復興でも使われているこの「フェーズフリー」という考え方を生み出した団体の方に話を伺った。直訳すると「区切りを無くす」というこのフェーズフリー。区切りとは日常と非日常、つまり災害時だ。フェーズフリーの商品には、濡れた紙でも書けるボールペンやバケツ代わりにもなるエコバッグなどがある。
ボールペンは普段の書き心地を良くするために、エコバッグは濡れて買った商品が汚れないようにという目的で作られたもので災害時の使用は想定されていなかった。このように暮らしを良くするためのものが、災害時に役に立つ機能を発揮することがある。防災のために災害時にしか対応できないものを用意するのではなく、普段も災害時も生活できるような暮らしを考える。そんな視点で暮らし方を見直してみれば、
新たなフェーズフリーが見つかるかもしれない。