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ドラマ

🈑<時代劇>剣客商売 第1シリーズ 第4話「御老中暗殺」

池波正太郎原作の大人気時代劇!今回は第1シリーズをお届け!

9月12日 木曜 18:30 -19:25 BSフジ・181

老中・田沼意次(平幹二朗)の娘、三冬(大路恵美)は、父の食事の世話係の飯田平助(渋谷天外)がスリに奪われた紙入れを、本人が気づかぬうちに取り戻した。中には小判が十両と厳重に油紙に包まれた白い粉薬が入っていた。下級の使用人である平助が持てる金額ではない。誰かに頼まれて父を毒殺しようとしているのでは…?不安になった三冬は秋山小兵衛(藤田まこと)を訪ねた。
 事態を重くみた小兵衛は、父を嫌い、一人で暮らしている三冬に、田沼の屋敷に泊まって父を守るように言った。そして四谷の弥七(三浦浩一)を訪ね、事情を話して平助の身辺を洗い、見張るように頼んだ。  数日経ったある日、三冬は父の屋敷へ行く。正妻の腹ではなく、幼い頃に別れたために娘との関係に悩んでいた意次は喜んだ。美しくりりしい三冬の姿に、用人の生島次郎太夫(真田健一郎)始め家臣たちも息を飲んだ。
しかし、父と娘には他人行儀のところがあった。  小兵衛の使いで息子の大治郎(渡部篤郎)が田沼の屋敷に来て、薬が毒薬であったことを告げる。平助は病気だと言って屋敷に来ていない。紙入れをなくしたことに気づいて気が動転しているのだ。三冬は平助の長屋を見舞う。信州に妻子と老いた母を残して一人暮らしの平助は、三冬に「私も離れて育った父上を誰よりも大切に思っている」と言われ、言葉もない。
 あくる日、平助が一橋家の控え屋敷に入るのを弥七が確認した。それを聞いた小兵衛は、名門・一橋家がこの計画に関わっていると睨むのだった・・・。