鬼平犯科帳 第8シリーズ
ドラマ
🈑<時代劇>鬼平犯科帳 第8シリーズ 第2話「穴」
いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第8シリーズをお届け!
3月24日 月曜 18:30 -19:25 BSフジ・181
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芝の化粧品店壷屋の金蔵に賊が入り、三百二十両が盗まれた。
店の者には危害は加えられず、それどころか、被害に気がついたのは一日後だった。
蔵に近づくには、いったん店の中に入るしかない。
賊は、風のように店の中に入り込み、合鍵を使って金を盗み出したことになる。
壷屋の店主・菊右衛門(垂水悟郎)は、さっそく新しい錠前を作った。
ところが、その錠前を取り付けるために蔵に入ると、盗まれた金がそっくり戻っていた。
報告を受けた平蔵(中村吉右衛門)は、盗人に興味を持ち、どうしても捕らえてその顔が見たいと思った。
壷屋の隣には、扇屋の玉風堂がある。
主は平野屋源助(坂上二郎)という無口な老人。
その源助が、橋の上から川に大きな鍵を投げこんだ。
実はこの男、かつては帯川の源助と言われた盗賊だった。
人を傷つけず、金持ちだけを狙うという掟を守って四十年。
とっくに足を洗って、商売も繁盛している。
しかし、盗人というのは奇妙なもので、足を洗っても、時々はかつての血がうずく。
平蔵は源助に目をつけた。
なぜなら、どう考えても隣から忍び込むしか方法が見つからないからだ。
早速、おまさ(梶芽衣子)や彦十(江戸家猫八)に、源助とかつての手下で今は番頭の茂兵衛(木村元)の身辺をあたらせるのだった…。