こころの時代〜宗教・人生〜
ドキュメンタリー/教養
こころの時代 選 宮沢賢治 久遠の宇宙に生きる(6)「デクノボー」として生きる🈑
今年没後90年を迎える宮沢賢治。名作の原動力となった知られざる宗教観に迫るシリーズ。最終回となる第6回は「雨ニモマケズ」を軸に賢治最晩年から死に至る道程を追う。
3月16日 日曜 5:00 -6:00 NHKEテレ1東京
今では宮沢賢治の代表作といわれる「雨ニモマケズ」。それは賢治死後、人知れず愛用のトランクの内ポケットに入っていた手帳の中から発見され、知られるようになった。そこには病身の自分への戒めの言葉や、心のよりどころとした「法華経」の言葉がぎっしり記されている。「雨ニモマケズ」はそれらの思いが結実した詩。賢治が自ら生きる理想とした「デクノボー」の正体とは。賢治最晩年の信仰と思想、未来に託された思いを描く。