ドラマ

傑作時代劇 大岡越前(第4部)🈞 第7話「形見の観音像」

『大岡越前』第4部では現代にも通じる人と人とのつながりをドラマの中心に据え、“ホームドラマ色”といった色あいを強めて、幅広い視聴者構成にマッチした作品をねらう。

7月10日 水曜 14:30 -15:25 TSCテレビせとうち

『大岡越前』第四部では、メンバーを若干入れかえ、若ものグループ(吉沢京子、三浦友和三ツ木清隆沢田亜矢子結城しのぶ)を加えて、清新さを出すとともに、従来からのチームワークを生かして、内容を一層充実させようとしている。
さらに、親子、夫婦、友人、恋人等、現代にも通じる人と人とのつながりを、ドラマの中心に据え、いわば“ホームドラマ色”といった色あいを強めて、幼児からご老人までを含む、幅広い視聴者構成にマッチした作品をねらうのが、今シリーズの特徴だ。見終わったあとに“さわやかさ”の残る時代劇を、というのが『大岡越前』制作スタッフの願いだ。
市中見廻り中の越前は橋から身投げを企る老人を救う。吃驚したその息子は商売道具を売り払って名医を招くのだが……。息子の奉公先で盗難事件が発生、嫌疑は彼にかけられる。無実は晴れるが同時に老人が急死した。見立て違いと思った息子は名医を刺し負傷させる。この医者は烈しい毒性の薬を濫用し私腹を肥やしていたのだ。