ドキュメンタリー/教養

●特集:第二次世界大戦●ヒトラーの黙示録:西部への侵略「パリ陥落」声:杉田智和

フランス軍の強力な防御を突破し、ついにパリを占領。絶頂期のヒトラーに抵抗しようとした人々や影で彼を支援した人々の思惑が交錯する混沌のヨーロッパに迫る【二ヶ国語】

7月10日 水曜 20:00 -21:00 ナショジオ

1940年5月10日、アドルフ・ヒトラーはヨーロッパ侵攻を開始。ドイツ軍の恐ろしい戦車や爆撃機は、短期間のうちにオランダ、ベルギー、北フランスに侵攻し、人々を恐怖のどん底に突き落とす。ついにパリに到達したヒトラーが次に目指すはロンドン。果たしてチャーチルはヒトラーを止められるのか。第2次世界大戦の口火を切った電撃戦からロンドン大空襲まで、ヒトラーがヨーロッパにもたらした黙示録を追う。
ベルギーが降伏し、いよいよドイツ軍はフランスへと侵攻する。果敢に抵抗を続けたフランス軍の努力もむなしく、ついにパリが陥落。1940年6月22日には独仏休戦協定が締結され、フランスの北半分はドイツの占領地区となる。フランスへの復讐を果たし、勢いに乗っているヒトラーは誰にも止められないように思えた。絶頂期のヒトラーに抵抗しようとした人々や、影で彼を支援した人々の思惑が交錯する混沌のヨーロッパに迫る。